自己流・釣った魚を締める理由と方法①
皆さんは魚を釣って持ち帰る際に何か気をつけていることや、工夫は有りますか?
僕には自分の決めた美味しく持ち帰る為の「締め」のルールが有ります!あくまでも、僕がたどり着いた結論ですので、違った意見は様々有ると思います。実際に、僕の釣り仲間でも皆さん違ったやり方をしています。
まず、僕の「締め」の基本的なルールは、「魚を無駄に苦しめない」です。「美味しく食べるため」も大事ですが、魚に与えるストレスを出来るだけ軽くし、絶命させるのが1番だと考えています。
ルールには禁止事項も有ります!
①魚をそのままクーラーに入れて、暴れながら、酸欠と寒さで死んでいく
②釣った魚をバケツに入れ、酸欠とストレスで死んでいく
③釣り上げる過程で、傷んでしまった魚を、生け簀やスカリに入れ、そのまま死ぬ
魚が可愛そうですから、上の3つは絶対やりません。しかも、「美味しく食べてあげる」という点でもダメダメです!
シメる方法には色々有りますが、魚をポックリ逝かせてあげることが出来るなら、どんな方法でも構いと思っています。
全ての方法に言えるのは、脳・心臓の機能を停止させる事です。
確実にどちらかを破壊すれば、魚はぴくりともしません。
僕が使う「締め方」
・脳を突く!
・鰓蓋から脊髄を切る!
・海水氷に突っ込む!
この3種類を、魚種や魚のサイズによって使い分けてます。
『脳を突く方法』は、慣れないと少し難しいです。魚の脳みその位置を把握していないと、なかなかポックリ逝かせれません。主に、大型魚に使います。
これはヤズの断面図です。印の位置が脳みそです。
これは表からの脳みその位置に印が付いてます。
これは頭の正面から、脳⇨脊髄にワイヤーを通したときの位置です。「神経締め」を使う際に参考にしてください。
ルミカ(日本化学発光) 神経締めセット・ロング A20242
- 出版社/メーカー: ルミカ(日本化学発光)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
魚によって少し位置は違って来ますが、位置関係はこんな感じです。
締める道具は、アイスピックや千枚通し、ドライバーなど先の尖った物で一気に突きます!長さは要りません!5cmも有れば大抵の魚の脳に届きます。
私の自作の締め器具です!
確実に脳を破壊するなら、太めの物を使い、さらに表面に引っかかりが出来るような加工を施しておくと、ブスッと刺して!クルッと回せば脳はグチャグチャです!
『鰓蓋から脊髄を切る方法』は、誰でも出来る簡単な方法です。ただし、骨ごと神経を断たなければいけないので、大型魚には向きません!小型魚には、キッチンばさみ等の力を入れやすいハサミを使うと楽に切れます。大型魚の場合は、ノミのような刃物を使い、力強く切断するのも有りです!
『海水氷に突っ込む方法』は、海水に沢山の氷を入れ、その中に魚を突っ込み、寒さで即死させる方法です。これは、サヨリやイワシなどの小型魚で、沢山釣れて締めている暇が無いような時に使います。
3つの方法を書きましたが、実は『脳を突く』『鰓蓋から脊髄を切る』の方法は、これだけでは十分では有りません。「美味しく食べる」為にやらなければいけないこと『血抜き』です。
『血抜き』は重要です!美味しく食べるために最も重要だと思っています。
次回、ブログで書きます!